テニスを通して、
一人ひとりの想いに寄り添う。
なぜ私がこの仕事をしているのか。
これまでの歩みや、指導で大切にしていることについて、
少しだけ、私自身のことをお話しさせてください。
遠藤 貴之
TAKAYUKI ENDO
プロテニスコーチ | コーチ歴32年
PTR(国際プロテニス登録協会)最上位資格
神奈川・湘南エリアを中心に指導
なぜ、この仕事をしているのか。
私は 4 人兄弟の一番上でいつも兄弟の面倒を見ておりました。小学生の時は友達と遊ぶ際に必ず弟がついてきました。今でも当時の友人に会うと「あの弟達は元気?」と聞かれるほど私の友人達の記憶には私と弟達がワンセットになっているくらい兄弟いつも一緒でした。
原点にある想い。
と言うのも、母が 4 人の育児、家事、新聞の集金のパート、内職を 2 つ、さらには祖母の介護と全てを一人で担うスーパーワンオペ生活だったので、当然の流れで私が兄弟の面倒を見ると言う役割だったのです。
父は絵にかいたような昭和の亭主関白でした。母の家事手伝いなどをしている姿はほとんど見たことがありません。しかし、母から父への愚痴や悪口は一切聞いたことがありません。
それどころか「わたし達が生活できているのはお父さんのおかげ」と子供達にいつも言い聞かせておりました。したがって私達は皆、父を尊敬しておりました。
私が小学生の時にキャプテン翼と言うサッカーのアニメが流行って、主要スポーツメーカーのジャージ姿が当の少年達のステイタスでした。
周りの友人達が皆アディダスやスーパースターのジャージを着ていたので、私も母に「PUMAプーマのジャージが欲しい!」とねだりましたが「うちはそんな高いジャージは買えない」と言われてへこみました。
しかし、母は私を驚かせようとこっそりジャージを買ってくれて「ほら!欲しかったやつ!!」と母がテンション高く渡してくれたジャージは『PUUMAプウウーマ』Uが一つ多くおまけにロゴマークのピューマに小さな羽が生えているしまつ。いわゆる偽物。
きっとうちの家計に見合う価格だったのでしょう。そしてなにより私が喜ぶと思い、めちゃくちゃ考えてくれたのでしょう。
しかし、小学生の私はそんな母の気持ちも知らずに「ふざけるな!こんな偽物!絶対着ないからな!!」と半泣きで抵抗しました。
と私に無理に押し付けることもなく落ち込む母の姿は今でも鮮明に覚えております。
大切にしていること。
母が私達によく言っていたのは「うちはお金持ちではないけれどあなた達には何不自由なくやりたいことをやらせてあげたい」と言っておりました。
「うちはお金持ちではないけれど、あなた達には何不自由なくやりたいことをやらせてあげたい」
実際に私達は習い事も「やりたい」と言えばやらせてもらえたし、さらには「勉強しなさい!」などの強制されるような言葉は聞いたことがありませんでした。
父の件やジャージの件も含めて【自分より相手を尊重する】と言うのが母のマインドでした。母にだってやりたいことがたくさんあったはずですし、言いたいことだってたくさんあったはずです。
家計のやりくりもかなり大変だったことや親の想いや偉大さは今自分も親になり、この歳になってリアルに感じますし、感謝しかありません。そんな母の背中を見て育った私は母の息子で本当に良かったと思っております。
テニス指導にどうつながるのか
だからこそ私自身も誰かに「私と関わって良かった」と思ってもらえるように【自分より相手を尊重する】と言う母からの教えを胸に、何かで悩んでいる方々のお役に立ちたいと言う想いから、コーチングと言う仕事を通してその人の想いに寄り添える存在を目指して活動しております。
あなたが抱えている
テニスの問題とは?
では次にあなたが抱えているテニスの問題とは何なのか?私も一緒に考えたいと思います。
ある生徒さんのお話しです。自分の通っているスクールでどうしても進級したかったのでレッスン数を増やしたりお金と時間を投資しましたが願い叶わず。
自分にはセンスが無いのだと諦めかけていたところに親の介護や仕事などが忙しくなってしまい、テニスの時間が取りづらくなり、そこへ振替レッスンが溜まってしまったことによりテニスの充実どころかテニスをやること自体や振替の消化自体が義務のようになってしまったとのこと。
結局最後はスクールを辞めることにしたそうですが、辞める旨をコーチへ伝えたところ進級を提案されたそうです。
生徒さんの想いを考える前に、スクール経営の方を考えた提案だったのです。
「自分のテニス」をするための過程のひとつとして進級があれば良かったのですが、「進級」という相手の評価や裁量でどうにもなるものに左右されてしまった…。
その方は言っておられました「何のためにレッスンを頑張っていたのか…」。【結果】ばかりに重きをおいてしまうと【取り組んできた過程】を見失います。
もちろん結果は大切です。一つの成果ですから。結果よりも【取り組んできた過程】が充実していたのなら捉え方は違ったのかもしれません。
相手の評価や裁量でどうにでもなるものに左右されてしまった結果、本来一番大切にしなければいけない『自分のテニス』を見失ってしまった。
限られた自分の時間と予算でテニスを充実させるためにはどのような選択肢があったのか?
そもそも自分がテニスをやる理由は何なのか?
あなたにどんな問題があるにせよ、
あなたのテニスが充実した楽しいものであってほしいと願います。
あなたはどうですか?
私は2年前に変形性膝関節症と言う膝の障害を抱えました。当時は歩くのも痛いくらい酷くて先生にテニスコーチの引退を勧められたほどです。
しかし、そんな先生も私の話をよく聞いてくださり「どうしたいの?」「どうなりたいの?」など治療やリハビリの手段を考える前に私の仕事状況や希望などの想いを聞き出し、寄り添ってくれて、その想いに合った治療やリハビリを提案してくださいました。
今ではコートを走れるくらいにまで解決しておりますが、無数にある問題解決策の中からその人に合った選択肢へ導くと言うことはこちら側が適切だと思う選択肢の前に一旦相手側のお話しを聞いた上でその想いに寄り添うことが重要なのだと改めて実感しました。
まず相手の話を聞き、
その想いに寄り添うこと。
想像してみてください。
あなたがもし命にかかわる外科手術をするようなことになったとします。その時の執刀医は誰でも良いですか?その分野に強い方が良いですか?診ている症例数、経験は豊富か?などが気になりますか?手術自体の執刀数、評判などが重要ですか?などなど・・・とても気になりませんか?自分の命や身体をあずける訳ですからね。細心の注意をはらって見極めるのだと思います
自分の命や身体をあずける訳ですからね。
細心の注意をはらって見極めるのだと思います。
時間は命です。
時間は命です。あなたの貴重な時間は命です。
自分のテニスを充実させるためのあなたの貴重な時間とお金を誰にあずけますか?
テニスコーチを選ぶ際には
どのような基準で選びますか?
どのようなコーチに寄り添ってほしいですか?
何となく入会した先のスクールで今後も続けて行きますか?
何となく良い人なのでOKですか?
命をあずける執刀医は
何となく良い人ならOKですか?
医療の現場では執刀医を完全に自分の要望で選ぶことは難しいのかもしれません。
あなたの意志と行動で選ぶことはできるはずです。
あなたの想いを共有してくれる
共に豊かさを追求してくれるようなコーチとの出会いがあるのなら
今のテニスがさらに充実した楽しいものになりますね!
