学びの姿勢が、学びの深さを決める

こんにちは、コーチの遠藤です。

陽だまりの温かさが恋しい季節になりました。
冷たい空気の中でも、ラケットを握る手も心も、
いつも熱くありたいですね。

一年の締めくくりに向けて、心と身体を整えながら、
気持ちも新たにテニスと向き合う日々です。



昨日・今日の二日間、
私の毎年恒例行事である

テニスセミナーを受講してきました✨

このセミナーは、
各国でトップジュニアやトップ選手たちを支えるコーチ陣が、
その選手たちとどのように関わり、どのように導き、
そしてどのような「目」を持っているのか
を教えてくれる、とても貴重な学びの場です。
私は毎年この機会を逃さず、必ず参加させていただいています。


■ コーチとしての原点回帰

丸々2日間、朝から夕方まで、
がっつりテニスについて学び尽くしました。

今回はスイス🇨🇭のコーチによる講義で、
九州ほどの小さな国から
フェデラー、ワウリンカ、ヒンギス、

そして現役ではベンチッチなど、
数多くの世界トップ選手を輩出してきた背景や

育成の歴史、現在の取り組みについて
学ぶことができました。

内容は非常に濃く、改めてテニスとしっかり向き合う
大変貴重な時間となりました👍


■ 知っていることの「その先」へ

長年コーチとして活動している私にとって、
新しい発見が次々とあるというよりも、
原点に立ち返る時間になりました。

今自分が取り組んでいる方向性は

間違っていないという自信、
そして

「もっと深掘れば、さらに精度が上がる」

という希望も湧きました✨

普段指導者側の自分が、
今回こうやって学ぶ側の立場で過ごしてみて
改めて感じたのは、

「学びの深さは、

自分自身の姿勢によって変わる」

ということ。
もし「そんなことは知っている」「それはやっている」といった姿勢で臨んでいたら、
ここまでの学びは得られなかったでしょう。

知っていることでも、
「本当に本質を理解しているのか?」
「行動できているのか?」
「結果につながるレベルまでやりきっているのか?」
何で?何で?と今を疑って深掘りしてみたら
違う視点が生まれて、

新しい気づきや学びがあるに違いない。

”いつもやってること” だからこそ
”いつも考えていること” だからこそ
同じにしないで、自ら『学びにいく』


■ 「雑草から何を学びますか?」

以前、ある方からこう聞かれたことがあります。

「遠藤さんはこの雑草から何を学びますか?」

その時はピンと来ませんでしたが、
今ならその意味がよくわかります😊

学ぼうとする姿勢さえあれば、

どんなものからでも学べる。
まさに今回のセミナーで再確認した大切なことでした。


■ 学びに対する姿勢

物事を「何をやるのか」という行動で語ることも大切ですが、
それ以上に大切なのは、

「どういう姿勢で臨むのか」

その姿勢ひとつで、結果は大きく変わる。
改めて、そのことを強く感じた2日間でした🙏

貴重な学びに心から感謝です🙇

写真引用元:YOSHIDA TENNIS TRAINING CENTER (TTC) facebookより