信じて続ける先に ”閃き”がある
こんばんは、コーチの遠藤です。
秋の空のように澄んだ気持ちで
自分を見つめ直したくなる今日この頃。
今、昔に読んで感動した本を読み返しています。
「えっ!こんなこと書いてあったっけ?」
「確かに確かに!」
「それってそういう意味だったんだ!」などなど。
一度読んだ本なのに、
めちゃくちゃ新しい発見があり、とても新鮮です✨
一度見たドラマや映画なんかも、
改めて見ると同じような感情や感覚があります。
「あのシーンってこんなセリフだったんだ!」
「あの時のあれはそういう感情だったんだ!」
「あの俳優さんのあの表情は、そういう意味だったんだ!」などなど。
本やドラマ、映画は昔も今も変わらず同じなのに――
つまり
それを読んでいる側・見ている側の私たちに
“変化”があるということです。
捉え方や感じ方に変化があり、
私たちは常に進化しているのです。
なのでテニスでも、
同じことを以前に言われたことがあるようなアドバイスでも、
「あの時の自分にはよくわからなかった」
「あの時の自分には刺さらなかった」
「あの時の自分には必要性を感じなかった」
というものが、
今は「めちゃくちゃわかる!」とか
「めちゃくちゃ刺さる!」なんてこと、
多々あるのではないでしょうか?
なので例えば、
教える側の私の役割としては、
テニスキャリアのある方へ、
時に初級でお伝えするような基礎的なアドバイスをすることで、
その方が改めてその言葉を
違う捉え方をして新たな発見があるように促したり。
同じ方に、以前から同じようなことを
何度も繰り返し言っていたとしても、
根気よくお伝えし続けていたりすると、
それがどこかで本人の “腑に落ちる” タイミングで伝わった時に
化学反応が起きたりする――。
そのことを理解した上で、
『今、何が必要か?』というピースを
適切に探すことが求められるのだと思います。
結局、「継続は力なり」とよく言いますが、
ただ何の変化もなく継続していても力にはならない。
けれど、
自分の心境や感情の変化と、
練習の感性や感覚の変化が
『ピタッと一致する瞬間』を求めて継続した場合は、
それこそが本当の力になるのだと思います。
練習とは、この瞬間を探す旅なのだと思います✨
その意味では、
『ピタッと一致する瞬間』が来るためには
自分自身が根気よく諦めずに
練習を継続するという熱意と覚悟があること。
そして、
自分自身の人間的成長や進化がなければ、
その瞬間や感覚は得られないのだと思います。
そう考えれば、
常にテニス以外の『自分自身の成長と進化』を
準備しながら練習しなければいけない。
つまり、
テニスの上達には“人間的成長”が最優先――
ということになります。
人間的成長がなければ、
同じ練習を同じ感じ方でしか練習できないので、
『閃く瞬間が無い』
逆に、人間的成長があれば、
全く同じ練習を繰り返しても、
練習している本人の感じ方や捉え方が
どんどん変化していくので――『閃きまくり‼️』
私自身が、
同じ本を読んで捉え方が変わった自分に気づいたので、
みなさんにもそんなことがあるかもね、的に
話を広げてみましたが…いかがでしょうか?😊
少しでも共感してもらえたら、
明日からも仲良く練習できそうです✨笑



