守りとは

こんにちは、コーチの遠藤です

昔から言われている『暑さ寒さも彼岸まで』
この言葉はどこへいったのでしょう・・・

尋常ではない今年の暑さ☀️
元気、健康だけが私の強みだったのに...
先週末あたりから熱中症気味です
早く寝て回復に努めます✨

9月に入っても厳しい暑さが続くとのこと
皆さまもくれぐれもご自愛ください

レッスンを受講される方は
熱中症対策をしっかりしてご参加くださいね
過去の記事はこちら >>  熱中症対策のお願い


先日のレッスンでこんなお話しをしました

【守りについて】

私は格闘技が好きで Youtubeなどでよく見るのですが
格闘技の守りって
相手が繰り出してくる攻撃をかわしたり
最小限に受けたり 捌いたりしながら
相手の隙を見て攻撃の目を狙っている
凄く簡単に説明するなら
「守りながら攻めの機を狙っている」

なぜならば
ただ受けてるだけの相手や
捌いているだけの相手は
怖くないのでドンドン手を出せます

だから
ただの受けや捌きだけの守りでは
ボコボコにやられてしまう訳です

なので
相手が受けながら 何かを狙っていたり
捌きながらも 攻撃の目を感じたりすれば
攻撃する側も下手に攻撃の手を
出せなくなります

なぜなら
攻撃したはずなのに 攻撃を喰らうからです

だから
格闘技の達人同士の試合になると『こう着状態』
わかりやすく言えば
見つめ合っている状態が長くなるのです

ボクシング 井上尚弥選手に
ガンガン攻撃を仕掛ける選手はいないですよね
素人目には
「ドンドンパンチを出せよ!」って思いますもんね
パンチ出したら とんでもないカウンターを
喰らうのがわかっているので
手を出さないんじゃなくて手を出せないんですね

なので結論的には
【守りとは攻撃の一種】
であると言うことです

テニスに置き換えてみてください

守る時に攻めの気持ちが奥にある守りは
やられながら相手のミスを待つだけでなく
その先に何か隙があれば攻撃の目を狙っていく
またはその攻撃の隙を作れるように守る
ただ返球するだけ 捌くだけではない守り方をする

その守りをするためには
自分自身が守りのプレーをしている際に
ファイトする熱量を持っていることが
条件になります

前回コラムに記した
『状況が悪い時ほど勝負の目がある』
と言ったことと繋がるかもしれません

そう言う守りの状況において
いかにファイトできるか?
そこが問われる訳です守りの状況・慎重になり過ぎる
・ミスしないようにという姿勢だけになってしまう
・動きが硬くなる
・焦る
・やられている気持ちになってしまう画像を選択結果・気持ち的にファイトできない

即ち
ただ返球するだけのやられ待ちの守りになる画像を選択

だからこそ
【守りは攻撃の一種】と言う考え方で守れた場合
攻撃を受けながらも ファイトして打開策へ導き
攻めている時も 守っている時も
ハラハラドキドキを楽しみ
自分のテンションが下がるプレーに

ならないように持って行く

そうすれば
どの状況でもテニス楽しい!
ってなるはずです

そして何より
上記でお話ししたように
相手から攻撃を受けづらくなるはずです

相手がガンガン遠慮なく攻撃してくるとしたら
あなたの守りが弱気でザルだからです

相手の攻撃を受けながらも
攻撃の目を狙って転じる努力をしてみてください

勿論、すぐにはできません
それなりの練習が必要です

そう言う練習がしたい方!
ぜひETAの練習へお越しください!!